2020/02/06 R50 5速MT クラッチ滑りで入庫した車両でエンジンを降ろしたところです。 エンジンとミッションを分解したところです。 エンジン側からクラッチディスクとクラッチカバーを外した画像です。 クラッチ滑りで入庫しましたが、ミッション脱着してクラッチディスクを確認してみると、画像のようにクラッチディスクのエンジン側は殆ど減っていないことが確認できます。 クラッチディスクのミッション側は、一部が焼け落ちています。 通常、均等にディスクが減っているのですが今回のように一部だけが焼けているケースはとても珍しいケースです。 原因はクラッチレリーズホークのプラスチックで出来ているブッシュが溶け、クラッチを切った時にベアリングがカバーに均等に当たらずディスクが焼けてしまったのです。 レリーズホークを手で動かしてみると、半分固着した状態でスムーズな動きをしていません。 今回交換する、新品のクラッチディスクとカバーとベアリングです。 これが主原因のレリーズホークのブッシュです。