2020/02/05
車高調とは自動車の車体の高さを調整することが出来る部品です。
また、足回りを固くしたり柔らかくしたりして走行性能を調整するという目的を叶える部品でもあります。
イメージとしてはサスペンションとショックアブソーバーがセットとなっていて、サスペンション（バネ）を短くし動けないようにバネの可動領域を狭くすると車高が下がり足回りは固くなります。足回りが固くなり車高が下がれば車体の傾きが少なくりコーナリングの性能が上がります。
しかし、固くなればその分乗り心地は悪くなるという弊害が起きます。
また、サスペンションの可動領域を広くすれば先の説明とは逆になり車高が上がり足回りは柔らかくなります。
ダウンサスと車高調の乗り心地については、サスとショックがセットで開発されている車高調の方が良いと思います。
そして車高調の中でもストロークを確保できる全長式及びオイルの減衰を調整できる減衰力調整式などの機能があるものは特に良いと言われています。
車高調を購入される場合、値段は高くなりますが、このような機能が付いたものをお薦めします。
ピロアッパーマウントを装着しました。
ピロアッパーマウントとは、足回り部品(ショックおよびサス)とボディとを繋ぐ部分を自在に動く金属ボールを使ってマウントする部品です。一般的に純正部品ではマウントに強化ゴムなどを使っているのですが、ピロアッパーマウントでは自在に動く金属ボールを使ってマウントします。
こうすることで、ショックやサスの動きがダイレクトにボディに伝わってきますので、ハンドリングの向上等に貢献できます。
逆にデメリットとは、ゴム部品という「緩衝材」が無くなるので、ボディが痛むということが言われています。
ピロボールスタビリンクを使用することで高剛性、低摩擦抵抗の遊びが生じないスタビライザーリンクとなります。
ノーマル･スタビライザーの効きを100%発揮し、わずかな車体の動きに合わせて正確にスタビライザーを作動させることができる為、車体をコントロールしやすくなります。また、スタビリンクを調整式にすることにより、スタビの高さを調整することができます。
その結果、リニア感のある自然で気持ちのよいハンドリングを実現する事ができます。
