2020/02/06
１．入庫した車両は不動車でした。
ミッションをＯ/Ｈするためにエンジンミッションを脱着します。
２．フロントパネルを外してマフラー及び配線・配管を脱着していきます。
３．エンジンミッション付きで脱着して後にミッション単体にします。
４．一番初めにミッションオイルパンを脱着してオイルフィルターを外します。
その際、オイルの汚れとフィルターのつまりを確認します。
５．次にバルブボディを脱着していきます。
６．今回使用するＯ/Ｈキットです。
７. バルブボディを脱着するとミッション本体につながるオイル通路にエアで各ラッチ及びピストンの作動を確認します。この時点でおおよ その主原因が確認出来ます。今回のミッションはＫ２クラッチに異常があったことが確認できました。
８．ハウジングを脱着していくと各シャフトやデフが見えてきます。
９．Ｋ３クラッチＡｓｓｙを脱着した後に,フロントプラネタリギアを脱着していきます。
10．Ｋ１クラッチハウジングとＫ３クラッチハウジングを脱着しＢ１クラッチも脱着します。
11. パーキングロッドポールを脱着してデフ及びドリブンギアを脱着していきます。
センターサポートを脱着するとＫ１クラッチ及びＦ１クラッチ＆ギアが脱着できます。
12. Ｋ２クラッチハウジング及びＢ２クラッチピストンが脱着できます。
13. Ｋ２クラッチハウジングのＯリングを交換している画像です。
14. プラネタリギアを下側から見た画像です。
15. ルーブケイトＯリングを交換します。
16. Ｋ２クラッチハウジングのエア漏れがあったため、Ｋ２クラッチハウジングのＯリングの交換をします。
17. Ｋ２のピストン及びＯリングを交換します。
18. 今回交換した、Ｏリング及びピストンフィルターです。
19. Ｏ/Ｈが完了したミッションです。
★バルブボディを取り付ける前に、各油圧通路にエアで作動確認を行います。
